ホームページ、チラシ、広報誌など広告を打ってはいるが効果が現れてはいないという企業や、その企業の広報担当者はいらっしゃらないでしょうか?
実際に当事者の方より 「高いデザイン制作費を払ったけれど、その費用に見合ったような効果を得ることができなかった。」というお話を聞くこともあります。
また「現在広告デザインを継続して制作会社や広告代理店に依頼しているが、実はそのデザインに満足していない。」というお話も珍しくありません。
つまり、このような意見を総称すると世間一般的に「効果的でないデザインで広告費をドブに捨てている」ケースが少なからず存在しているということになります。
具体的な広告デザインの失敗例でよくあるパターンが「作りての心がこもった広告」というものがあります。広告趣旨としは非常に良い切り口なのですが、ともすると独りよがりになりがちです。
「作りての心がこもった広告」といっても色々な切り口がありますが、自社の商品やサービスに関するこだわりを詰め込みすぎると、逆に作り手の想いが伝わらない広告になってしまいます。
広告作成にはある程度の試行錯誤が必要になってきますが、他社の失敗事例や成功例を参考にすることで効果的な広告デザインに辿り着く過程や時間を短縮することが可能です。
また、好き嫌いという基準で広告デザインの良し悪しを判断することも広告費を無駄にすることになりかねません。よくあるパターンとして、会社の社長や役員などの高齢男性が会社の広告デザインについて好き嫌いで判断するというものがあります。
もちろん「商品やサービス」を会社の社長や役員が熟知している場合も多くあることも事実です。
ですが、その「商品やサービスを買う対象ターゲット」が若い女性の場合には、 流行から一番遠い高齢男性が広告デザインの良し悪しを判断するというのは、かなりナンセンスな話になってきます。
もしも、そのような場合には「商品やサービスを買う対象ターゲット」である若い女性に広告デザインについて判断してもらうべきでしょう。
しかしながら、広告デザインを作成段階で「商品やサービスを買う対象ターゲット」にアンケート等を行うのは現実問題として難しいかもしれません。
そんな時に「広告デザインの作成」や「広告デザインの良し悪しの判断」に役に立つのが「広告デザイン理論」や「視覚心理学」と言えるでしょう。
このホームページでは「効果的でないデザインで広告費をドブに捨てている」企業の広報担当者の方などに役立つ「広告デザイン理論」や「視覚心理学」に基づいた情報を発信していきます。