■SEO(エスイーオー)とは?わかりやすく説明

SEOとは「Search Engine Optimizationの略」です。意味は「検索エンジン最適化」です。

簡単に言うと自分でホームページを作った際に、グーグル等の検索エンジンで検索してもらえるように対策をすることです。

このページでは、個人や中小企業の方などSEOを全く知らない人でも自分でできるSEO対策をご紹介していきます。

●SEOの読み方(エスイーオー)

ちなみに「SEOをセオと読む人がいた」と言う話は、ちょっとしたネタとしては大変面白いと思いますが、私の周りではそのような人は見たことがありません。

SEOを全く知らない人にとっては「セオ」と読むのは当たり前かもしれまん。ですが、もしビジネスマンの人で「セオ」と読む人がいたら少し恥ずかしい人と思われることでしょう。

■SEOは主にグーグル対策のこと

Webで検索する際には多くの人が当たり前にグーグル検索をする昨今、SEO対策と言えば「グーグルの検索エンジン」対策となっています。

Webの検索エンジンと言えば、グーグルの他にもヤフーがありますが、このヤフーもグーグルの検索システムを採用しているので、グーグルへの対策をすることがSEO対策の一番の近道となります。

■SEO重要性(ホームページのお客様の入口として重要)

個人や中小企業でも、せっかくホームページを作ったとしても、活用方法の面で苦労してしまうことが多く見受けられます。

具体的にはホームページを開設した後、集客で苦労することがほとんどだと思います。ホームページの集客方法としては最近ではSNSや、YouTubeなどの動画経由でホームページへ集客する方法も活発に活用されている現在です。

ですが、もしもグーグルなどの検索エンジン経由で自身や会社のホームページへ訪問してもらえれば非常に助かるのではないでしょうか。

■SEO対策は何をすればいい?

SEO対策と言うと非常に難しく感じてしまいますが、やることと言えばコツコツと地道な作業をこなすことが主となります。

また、やること一つ一つは簡単ですが、ある一定の時間をかけて定期的に作業をすることが重要です。

【1】SEO考慮したホームページの構造を考える
【2】SEOを考慮したホームページページタイトルを決める
【3】テーマを統一した記事定期的にアップする

【1】と【2】に関しては「ホームページのタイトル」「ホームページの構造」が深く関係をしている為、同時に考えた方が良いかもしれません。

■個人や中小企業のホームページでできるSEO対策

【1】ホームページの構造を決める

まず一番最初にすることは、おおざっぱにでもホームページのTOPページと下層ページの構造を決めておくことです。

基本的にホームページをつくる時にTOPページが一番SEOに強いと言われいます。その為TOPページで大き目の「グーグル検索のキーワード」を狙い、下層ページで細かいキーワードを狙うことが基本になってきます。

【2】ホームページページタイトルを決める

例えば「広島市内の中華料理店」の方がホームページを作るとしたら、TOPページで

★広島市○○区○○町 中華料理店「店名」+店の一番の売り文句

こうすれば「広島○○町 中華料理」で検索した時にSEO対策をしておけば、その中華料理店のホームページが検索結果に表示されることになります。

また、TOPページと下にある下層ページに、お店のメニューを列挙しておけば

★メニュー名 広島市内

と検索した時に、SEO対策をしておけば同じく検索結果に表示されることになります。

「広島○○町 中華料理」で検索する人は、グーグル検索した時にその近辺にいる場合や、その町内近辺での中華料理店を探している可能性が高いので比較的お店に来店する可能性が高いユーザー(見込み客)と考えられます。

また「メニュー名 広島市内」なども、食べたい料理名が決まっている見込み客なので、同じくお店に来店する可能性が高いと言えるでしょう。

■SEOを考慮したホームページタイトルとは

SEOで一番重要なのはホームページタイトルだと言えます。なぜならホームページタイトルには「グーグルで実際に検索するキーワード」が入っている必要があるからです。

逆にホームページのタイトルに検索ワードが入っていないと、グーグルで検索されることもありません。

■SEOはキーワード選び方が超重要

実際にお店を持っている方がホームページを作る場合には、当然のことながら地名「県名と市名」が入っていることも重要です。
※有名な市名ならば市名だけでも問題はありません。
「県名と市名」+「お店のカテゴリー」+「店名」+「お店の売り文句」

もしも実店舗がなくて商品やサービスを売ったり提供したい場合には、その商品を探す際に使用する「検索ワード」+「商品名」となります。
例えば下記のようなホームページタイトルにすれば「検索ワード」と「商品名」どちらで検索されても、あなたのホームページが検索結果に表示される可能性が出てきます。

「検索ワード」+「商品名」+「商品の売り文句」

また「商品の売り文句」をホームページタイトルの最後に追加することで、グーグルの検索結果にホームページが表示された際に、クリックされる確率が高くなります。

また、クリック率が高ければ、さらにホームページが検索結果の上位に表示される可能性が高くなります。

■SEOはキーワード選定ツールで差をつけよう

グーグルの検索ワードを調べるには、自分自身でグーグル検索をした際に検索窓に複数表示される「検索候補」を参考にする方法があります。

ですが検索窓に表示される検索ワードの候補は、数が限られています。例えばもっと沢山の検索ワード候補を知りたい時に重宝するのが「キーワード選定ツール」です。

例えば★「ラッコキーワード」などが非常に便利な「キーワード選定ツール」となります。

この「ラッコキーワード」を使用すれば、グーグル検索の関連キーワードのほぼ全てを知ることができるので、ホームページタイトルを作る際に活用することをオススメします。

また「キーワード選定ツール」等のキーワードでグーグル検索すれば、他のツールも多数探し出せるので自分自身が使い勝手の良いツールを使用するのも一つの手です。

■SEO対策には記事を充実させろ

例えばホームページのTOPページをグーグル検索で上位のページに表示させたい場合には、ホームページ全体のページ(下層ページ)が充実している必要があります。

ホームページ全体のページ数が増えることによって、TOPページ以外からのキーワード検索によるホームページへの訪問の機会が増える効果があります。
また、ページが増えることによって、あなたのホームページ内での閲覧者一人あたりのページ閲覧数が増えることによってグーグルからのホームページの評価が高くなります。

●記事数の充実による好循環

ホームページの記事を増やすことで下記のようなホームページの閲覧者が増えてグーグルからの評価が高くなる好循環が生まれます。

・ホームページの記事が増える
 ↓
・ホームページの内部リンクが増える
 ↓
・ホームページのページ閲覧数が増える
 ↓
・グーグルの評価が高くなる
 ↓
・検索順位が高くなる
 ↓
・ホームページのページ閲覧数が増える

この時注意が必要なのは、ホームページ内で関連性の高い記事を増やすことに注意を払うことです。

トップページと関連性の低い記事ですと、ホームページ全体のテーマがチグハグになってしまいますし、ホームページ訪問者が関連記事を読んでくれる可能性が低くなってしまいます。

■SEO対策にはページ内リンクも重要

先の項目の記事の充実対策とも関連しますが、個別ページから個別ページへ記事を読んでもらう為に、ページ内にリンクを貼ることも重要です。

ワードプレスでホームページを作成すれば、記事の最後に関連記事を表示させることもできますが、記事の途中から記事の内容に関連した記事へリンクを貼るとより効果的になります。

ある程度記事数が増えてきた際には、記事の見直しと同時にページ内リンクを貼ることがオススメです。

■SEOに強い記事の書き方

グーグルがSEOで重要視しているのは「ホームページの閲覧者に有益な情報が掲載されているか」という点に集約されています。

その為、ホームページ閲覧者の要望を予想して「かゆい所に手が届くような記事」を書くことが重要になってきます。

ですが「かゆい所に手が届くような記事」というのは、ハードルが高いように感じる方も多いかもしれません。

ですが、前の項目でご紹介したような「ラッコキーワード」のようなキーワード抽出ツールを使用すれば、記事を書く際のヒントになってきます。

例えば「広島のラーメン」の記事を書くとしましょう。
その時に「ラッコキーワード」で「広島 ラーメン」を打ち込めば書きのようなキーワードが表示されます。

広島 ラーメン
広島 ラーメン ランキング
広島 ラーメンショップ
広島 ラーメン 新店
広島 ラーメン 陽気
広島 ラーメン 中区
広島 ラーメン 人気
広島 ラーメン おすすめ
広島 ラーメン こうちゃん
広島 ラーメン 深夜
広島 ラーメン ランキング

例えば、上記のような内容を目次、項目出しをして記事を書けば「広島のラーメン」に関する読者が読みたいと思われる記事か書けることになります。

■SEOに強いホームページとは(SEOに強いブログとは)

「SEOに強いホームページ」は先ほどご紹介したような、ホームページの構造と記事の内容が重要になってきますが、SEOに強いホームページのコーディングも重要になってきます。

ホームページを制作する際には、外注でホームページ制作会社に依頼する場合もあると思いますが、多少ホームページの知識がある方や、自分でホームページを作ってみたい方は自分でホームページを作成するのもオススメです。

自分でホームページを作る利点としては、多少でもSEOの知識が身につくのと、サーバ更新、ドメイン更新、ホームページ更新の際の経費を抑えられることでしょう。
サーバ更新、ドメイン更新は一年に一回の更新料(サーバは一ヶ月に一回)ですが、業者を通すと結構な手数料が必要な場合もあるので、注意が必要です。

ちなみにホームページの更新に関しては、ワードプレスを使用すれば、比較的簡単にページの更新や追加が可能なので、オススメです。

●ホームページ作成にはWixは使用するな

最近では素人の人でも簡単にホームページを開設できるサービスが多数存在します。例えば「Wix」などは、素人の人がプロなみのホームページデザインを手軽にできるようなサービスになっています。

ですが、この「Wix」のサービスを一回使ってしまうと、後からワードプレス等のシステムやホームページ制作会社が制作するホームページ等へ乗り換えや引っ越しが必要になった場合に、それらをすることが非常に難しくなるので注意が必要です。

もし「Wix」を使用する場合は、見栄えの良いページを数ページ作る場合のみに限るべきだと私は考えいます。

もし「Wix」を使用した場合、後からホームページの方向性や仕様を大幅に変更する時には、「Wix」以外のサービスやコーディングでホームページの引っ越しが必要になった場合があったとしましょう。
この場合は最初からホームページを作り直すぐらいの、お金と労力が必要になってきます。

なぜこのようなことが起きるのかと言えば「Wix」のサービス自体にデータのエクスポート機能がない為です。
※これは「Wix」から他のサービスへのユーザーの流出を防ぐ為だと思われますが、私は非常に不親切なサービス形態だと感じています。

●ホームページ作成にはワードプレスがオススメ

個人や中小企業のホームページを作成する場合にはワードプレスが非常にオススメです。

なぜならば、個人でワードプレスを使ってホームページを構築すれば、比較的簡単にホームページの更新や変更が可能だからです。

先ほどご紹介したように、SEO対策にはある程度のホームページボリュームが必要です。

もしもSEO対策のことを考慮して将来的に比較的ページ数の多いホームページを作成すると考えた場合には、外部の業者に制作から更新までの全てをお願いしたとすれば、非常に高額な制作料金をとられてしまいます。

ですが、ワードプレスでホームページを構築すれば、ページの追加や記事の追加を比較的簡単にすることが可能です。

このような理由で私はSEOを考慮したホームページ作成にはワードプレスをオススメします。