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今回の記事は「個人事業主」の方がお仕事をする上で、どのような名刺が効果的かという内容をご紹介したいと思います。

私が最近、あるビジネスセミナー後の懇親会で小耳に挟んだ内容です。

ビジネスセミナーの懇親会の時に、セミナーの講師の方にある個人事業主の方が悩みを打ち明けていました。

悩みを相談したその方はアナウンス業をされている方で集客の点で悩みを持っている方でした。

対してセミナー講師の方は集客のプロフェッショナルで多くの企業のコンサルもされています。

まずそのセミナー講師の方は、アナウンス業をされているAさんの名刺をみて、名刺の問題点を指摘しました。

Aさんは「アナウンス業」と共に「コミュニケーションスキルを指導する仕事」もされていました。

その為Aさんはコミュニケーションスキルの指導の為の心理学関係の資格を沢山取得されていました。

Aさんはその沢山の資格を名刺の裏面に列記していたのです。

私も隣の席で一部始終を拝見していましたが、その名刺は一般の方からすると、オーソドックスで特に悪くはないようなデザインでした。

ですがそれが名刺としてはまずかったのです。

資格を沢山持った個人事業主の方は、どうしても資格を列記したくなるものです。

確かに専門的な取得資格は重要です。ですが、それよりも先に名刺に明記しなくてはいけない重要な事があったのです。

それは仕事相手(企業)へどういった価値が提供できるかを明記することです。

例えば下記のようなアピールポイントが必要だという指摘でした。

・コミュニケーションスキルの向上で売り上げがアップします。
・社内対話の向上で社内の生産性が120%アップします。
・取引先に絶対的に信頼される対話能力を提供します。

つまり相手へ提供できるサービスを分かりやすく明記する事が重要だったのです。

また、仕事を依頼する側からすると本当に気になるのは「取得資格」ではなく「実績」だったりするものです。

「実績アップの数値データ」もしくは「有名企業相手の実績」等です。

いかがでしょうか。

今回のお話はAさんの名刺のお話を例にしていますが、これはビジネスに取り組んでいる方のブログやホームページにも共通して言える事です。

個人事業主の方や中小企業の方にとって参考になる例だと思います。

今回のお話があなたがビジネスをアピールする上で少しでもお役に立てば幸いです。