「◯◯」「◯◯」「◯◯」は広告に載せるな!
早速ネタバレですが「◯◯」「◯◯」「◯◯」というのは・・・
・・・・・・・・・
「デブ」「ヒゲ」「ハゲ」の事です。
これはあるマーケティングのセミナーで講師の方が言われていた事です。
決して私の本心ではありませんので誤解しないようにしてください。
ではなぜ「デブ」「ヒゲ」「ハゲ」を広告に載せてはいけないのか。
それは女性がこういった方を嫌う傾向にあるからだそうです。
話は変わりますが広告業界には困った時に使用する広告効果の高い「A」「B」「C」というものが存在します。
それは
「A」Animal(動物)
「B」Beautiful(美しい)
「C」Child(子供)
です。
確かに「動物」「美しい」「子ども」は一般的に誰からも好まれるものですよね。
もしかしたらこれの対局にあるのが「デブ」「ヒゲ」「ハゲ」なのかもしれません。
Animal(その動きが気になる)⇒デブ(動きが遅い)
Beautiful(美しい)⇒ヒゲ(美しくない)
Child(子どもは可愛い)⇒ハゲ(可愛くない)
なぜ「デブ」「ヒゲ」「ハゲ」が広告で敬遠される?
皆さんは「ハロー効果」という言葉をご存じでしょうか?
ハロー効果(halo effect)とは、ある対象を評価するとき、その一部の特徴的な印象に引きずられて、全体の評価をしてしまう効果のこと。
では「デブ」「ヒゲ」「ハゲ」という人の特徴はどうでしょうか。
良くも悪くも、どれも非常に印象に残る肉体的な特徴です。
つまり、ハロー効果という考え方であてはめてみると「デブ」「ヒゲ」「ハゲ」という第一印象に引きづられて、極端に言うとそれらの印象しか残らない可能性があるということになります。
つまり広告に「デブ」「ヒゲ」「ハゲ」の写真等を使用すると、広告にそのような印象しか残らない可能性もあるということです。
とかく商品広告や企業広告には、清潔感や親近感が求められます。それに対して「デブ」「ヒゲ」「ハゲ」というのは、清潔感とはかけ離れた印象を人にあたえがちなので、広告に採用する際には気を付けた方が良いかもしれません。