■Facebook広告とは

Facebook広告とは、Facebook内に表示される広告の事です。

具体的にFacebook内のどこに表示されるかと言うと、Facebookの自分のページの右上やニュースフェード内に表示されます。

下記の画像の3箇所の赤枠の部分が「Facebook広告」です。

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私自身は「Facebook広告」という言葉は知っていましたが、私の知り合いの知り合いが「Facebook広告」の本を出版されたという事がきっかけで「Facebook広告」の運用を始めました。

この「Facebook広告」の良い所は特定のターゲットに絞って広告表示ができる事です。

例えば下記のようにターゲットを絞る事が可能です。

・ゴルフ好きだけ
・ある特定の企業勤務の人だけ
・ある大学卒業生だけ
・日本酒好きの20歳以上だけ

広告はターゲットを絞り込めば絞り込む程、広告に対する反応率が高くなるので、この「Facebook広告」によってあなたが狙ったお客様のみを効果的に集客する事が可能になります。

また広告運用を工夫すればPPCなどのウェブ広告より安い単価で広告を運用する事が可能になります。

ウェブからの集客を考えている方は是非「Facebook広告」を試してみて下さい。

■フェイスブック広告の利点と費用対効果の高さ

ターゲット精度
フェイスブックは膨大なユーザーデータを持ち「登録ユーザーの興味や関心事、住んでいる地域」等広告を表示するターゲットを細かく設定できるため、効果的な広告配信が可能です。

広告形式の多様性
画像、動画、カルーセル広告などさまざまな形式を利用でき、目的に合った広告を展開できます。

※カルーセル広告とは、複数の画像や動画を1つの広告ユニットに組み込んだ形式の広告です。ユーザーは、複数のカード(画像や動画)をスワイプやクリックで操作し、複数のコンテンツを見ることができます。

予算の柔軟性
広告の出稿期間や予算を自由に設定でき、必要なときに必要なだけ広告を配信できます。

リアルタイムデータ解析
広告のパフォーマンスをリアルタイムで追跡し、分析することができ、キャンペーンの最適化が容易です。

リターゲティング
訪問者に対してリターゲティング広告を配信し、コンバージョン率を向上させることができます。

※リターゲティング広告とは、過去にウェブサイトやアプリを訪れたユーザーに対して再度広告を表示する広告手法です。これは、ユーザーが特定のウェブページを訪れたり、特定のアプリを利用したりした際に、その情報を収集し、後でそのユーザーに関連する広告を表示することができる仕組みです。

■facebook広告の審査はザルだ「ただし今だけ」

「facebook広告の審査」についてお話をしたいと思います。

「facebook広告」には審査があります。

PPCで広告運用をされている方はご存知だと思いますが、その広告が「facebook広告」の規定に添っているかどうかが審査されます。

今とのころ(2015年1月13日現在)「facebook広告の審査」はザル状態です。

確かに「facebook広告」にも下記のようなガイドラインがあり下記のような広告は出稿できません。

・成人向け製品
・アルコール
・出会い系サービス
・薬物およびタバコ
・賭博および宝くじ
・薬品およびサプリメント

上記以外のサービスであれば、広告出稿が可能ですし、今のところ審査もゆるいので「facebook広告」を出稿しようと考えている方は今がチャンスだと言えるかもしれません。

なぜ今がチャンスなのかと言うと、PPC広告の歴史を振り返ると参考になります。

現在では「広告のガイドライン」がしっかりとしているPPC広告ですが、一昔前は審査がザル状態でした。

また、その頃はアフィリエイトサイトも、どんどん出稿できたという話です。

その為、その頃にはPPCのアフィリエイトで月何百万も稼いでいた人が沢山いたそうです。もちろん今でもPPCのアフィリエイトで月何百万も稼いでいる人はいるようですが、昔はそのハードルがかなり低かったという事です。

このように「PPC広告」の昔を振り返ると「facebook広告」が一昔前の「PPC広告」に似ていると思いませんか?

ライバルがまだ少ない今のうちに「facebook広告」で集客や売上アップにつなげる方法も選択肢の1つになるでしょう。

■facebook広告の審査【祝日、休日の審査時間】

私がFacebook広告の運用をしていて、次のような経験があったので備忘録として文章にしときたいと思います。

先日、FacebookさんにFacebook広告を申請した際、広告が「承認」されないという事がおきました。

いつもなら「Facebook広告」を申請して5分もすれば広告が「承認」されるのですが、この日はいつまでたっても広告が申請されない。

私の場合、新しい「Facebook広告」を運用する際には、最初の日は結構付きっきりで反応を見ながら作業をするので、広告が承認されないのは少なからずストレスでした。

その日は1時間たっても広告が「承認」されないので、私は「これはおかしい」と思い始めました。

不安になった私は
「何か広告内容に問題があったのか?」
「Facebookのシステムに不具合が起こったのか?」
「一回広告を削除した方が良いのか?」
など色々と可能性や対策を考えました。

しかしよく考えると、その日は3連休の初日だった事に私は気付きました。

そこで「Facebook広告 祝日 審査時間」等でgoogle検索してみましたが、それらしい情報を見つける事ができませんでした。

そういう経緯もあり「もし私のような方がいれば何かの訳にたつかもしれない」と思いこの記事を書いています。

それで、今回のFacebook広告を申請の結果ですが「3時間後に承認されました。」

今回のこのような経験をしたので、ちょっとFacebook広告のガイドラインを調べてみた所下記のような表記がありました。

「新しい広告と編集した広告の両方が審査の対象となります。広告は通常12時間以内に審査を受けます。」

つまり最大審査にかかる時間は最大12時間という事です。

通常はおおよそ数分で審査が終了するFacebook広告ですが、最悪の場合は広告審査に「12時間」かかってしまう。

今回の経験から「いつも迅速に審査をしてくれてFacebookさんありがとう。」と感謝をせねばならないという事に改めて気付きました。

結論ですが、休日はやはり色々な理由があって「Facebook広告の審査」に時間がかかる場合があるという事を考慮しなといけませんね。

祝日に広告からのアクセスを狙って「Facebook広告」を運用している方は、休日の審査には少し気をつけた方がいいかもしれません。

■facebook広告の効果【クリック率】にこだわって失敗した例

私がFacebook広告の運用の際に失敗した例をご紹介します。

この事例はFacebook広告だけでなく、PPC広告等のウェブ広告にも当てはまる事です。

この記事をお読みの方で広告運用をされている方がいれば参考にして頂ければと思います。

早速本題ですが、私がある広告の運用をした際に広告主のサイトに集客する為に、ある2つの切り口で広告運用を始めました。

この2つの広告を「広告A」と「広告B」と表現しましょう。

この「広告A」と「広告B」広告を運用していると明らかにクリック率(クリック単価)が違いました。

ザックリ表現すると「広告A」と「広告B」のクリック率は1:2ぐらいで推移していました。

ある程度集客ができて2件ほど仮成約がとれたので、私は効率よく集客する為に次のような施策をとりました。

クリック率が低い方の広告配信を止め、クリック率の高い広告のみ配信。また、1日の広告予算を上げて600クリック分を広告主のサイトに送り込みました。

ですが、この600クリック分の見込み客から仮成約を取る事はできませんでした。

つまり、私は広告のクリック率だけに気をとられて、肝心なサービスの成約に結びつくような集客ができていなかったのです。

実はこれと同じような事例は、ちまたには溢れています。

例えば、品質にこだわった高価な化粧品の集客に「安さやお得感」を強調した広告で集客した結果、大量に見込み客を集める事に成功したというお話があります。

ですが結果的には、実際に商品を購入する客数が減ってしまったという事になったそうです。

これは、本来集めるべき客層ではなく、違う客層を集めてしまった為に起こった悲劇と言えるでしょう。

この化粧品の場合で言えば「化粧品の品質に興味を持つお客様」を集めるべきところをを「安ければ良い顧客」を集客してしまった為にこのような結果になったと思われます。

このような事例を参考にすると、やはり広告の作成と集客には「自社や自社商品の独自性」を生かす事が重要になるのではないでしょうか。

皆さんも「見込み客でない客」をお金を使って集める事がないように気をつけて下さい。

■facebook広告の「効果的な画像」とは

facebook広告を運用していると分かるのが画像によって「広告のクリック率」つまり反応率が違う事です。

私もfacebook広告の運用を始める前までは、画像の効果をあなどっていましたが、画像によっては
「4倍近くクリック率が違う」場合も経験しました。

効果的な画像については、正直な所実際にテストしてみないと分からない所が多いですが、

私の経験から、クリック率の高い画像には下記のような特長があるように感じられました。

【1】facebookのメインカラー青の反対色の画像

【2】今人気のある要素が含まれた画像

【3】広告文章に合っている画像

また上記のポイントは「facebook広告」に限った事ではなく「通常のホームページ運営や広告運営」に共通する内容なので、参考にして頂ければと思います。

【1】facebookのメインカラー青の反対色の画像
facebookではウェブページのメインカラーを青で統一しています。この場合「青」の反対色の「赤系」の色の広告のクリック率が高くなる傾向があります。

実はこれはfacebookに限った事ではありません。ウェブページのメインカラーの反対色を「行動の目的(例えば広告や申し込みボタン等)」に使用する事により「クリック率(コンバージョン率)」が高くなる事が知られています。

【2】今人気のある要素が含まれた画像
これは私が実際に実験した事ですが、同じパソコンの画像でも「ウィンドウズパソコン」より「Mac(マッキントッシュ)」の画像の方がクリック率が高い結果になりました。私の実験結果では3倍近くのクリック率の違いがありました。

【3】広告文章に合っている画像
これは当たり前かもしれませんが、やはり広告の文章と画像がマッチしていないと、なかなか広告をクリックしてもらえませんでした。

私が実際に扱った画像は、今流行りの「壁ドン」の画像です。この「壁ドン」の画像を使って占い関連のサイトに誘導してみましたが、恐ろしくクリック率が低く愕然としました。

そこで、広告文を「壁ドン」を生かしたコピーに変更した所、クリック率が2.5倍程に上昇しました。

以上が私の経験に基づく、facebook広告の「効果的な画像」についてのまとめとなります。

ですが、やはりその広告に合った「効果的な画像」を見つける為には、実際にfacebook広告でABテストを繰り返す事が重要です。

それにより「この画像が?」という結果も多々あったりしますので、皆さんも是非試「facebook広告でのABテスト」を試してみて下さい。

■facebook広告の画像【まとめてゲット】無料画像情報

facebook広告を運用する際にどうしても必要になるのは「facebook広告で使える画像」です。

広告の反応率を高めたいなら、質の高い画像を使うのが必須になります。

今回はfacebook広告で使用するに便利な画像サイトをご紹介します。

無料画像のサイトは色々ありますが、欲しい素材ごとにgoogleで検索して「無料で使えるか」「商業利用可能か」を確認するのは面倒です。

上記のような理由で、私は

「ある程度どんな素材でも手に入る」
「無料で使える」
「商業利用できる」

事を基準に下記の3つ「無料画像の提供サイト」を主に使用しています。

この3つの「無料画像の提供サイト」を使えば「facebook広告の画像」で困ることはほぼないと思います。

facebook広告を運用している方は、参考にして頂けると幸いです。

 

【1】どんな画像でもほぼ配布している「無料画像の提供サイト」

photoac
photo AC

私が一番頻繁に利用している「無料画像の提供サイト」です。

無料会員登録「メールアドレスの登録」が必要ですが、ほぼ有料レベルの高画質画像が手に入ります。

「人物」「物」「風景」あらゆるジャンルの画像が豊富です。

また「検索機能」がしっかりしているので、サクサク必要な画像が手に入ります。

いつも頻繁に使わせて頂いているので、非常に有り難いサイトです。

 

【2】人間のモデルが凄く豊富な「無料画像の提供サイト」

patakuso
ぱたくそ

人物モデルの画像が凄く豊富です。私が思うに「人物モデルの画像」を入れるなら、このサイトが日本で一番ではないでしょうか。

特に色々なシチュエーション(場面)の画像があるので、様々な用途で使用できるでしょう。

一時期流行した「壁ドン」はもちろん「蝉ドン」などの意味不明な画像があって「無料画像の提供サイト」なのになぜか、ちょっと笑えるサイトになっています。

思わずファンになってしまうサイトというやつでしょうか。運営されている方は凄いですね。

 

【3】物から人物までイラストが豊富な「無料画像の提供サイト」

irasutoya
いらすとや

人物のイラストなら「老若男女、日本人、外国人」色々なシチュエーションのイラスト、季節物まで豊富です。

イラスト画像なら、何でも手に入る「無料画像の提供サイト」です。

また、提供されているイラスト画像は「png形式」と呼ばれる、背景が透明の画像なので非常に便利です。

この「png形式」の利点の一つは、イラストの背景を他の画像と合成させるという事も簡単にできるという事です。

「Photoshop」等の画像加工ソフトをお持ちの方は是非活用してみて下さい。

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最後にこれらの「無料画像の提供サイト」の画像は商業利用等ができますが、二次販売等はできないのが普通なので、各ホームページの「利用規約」を理解した上でルールに則って使用するようにして下さいね。