abtest

皆さんは「ABテスト」の事をご存知でしょうか?

ホームページの場合ですと、テストをしたいページを用意して「元々あったページ」と「改善ページ」の効果を比較する事です。

これによってどちらのページが効果のあるページであるのかを確認する事が可能です。

この「ABテスト」は「商品販売のランディングページ(売り込みページ)」や「購入ページ」で活用すると効果があります。

例えばランディングページのヘッダーを変更しただけで「ホームページの滞在時間が1.5倍」になったという事例も存在します。

このようなお話を聞くと「ホームページの滞在時間が1.5倍になって、なんか良い事があるの?」という声も聞こえてきそうです。

答えから言うと「非常に良い事があります」

例えば「ホームページの滞在時間が1.5倍になる」という意味を考えてみましょう。

もしそのページが商品の販売ページだった場合には、訪問者(お客様)が、あなたの商品やサービスに興味を持ってくれているという事です。

お客様が商品やサービスに興味を持ってくれているわけですから、その方が商品を購入する確率も上がるという事です。

単純の「ホームページの滞在時間が1.5倍になる」と「売り上げが1.5倍になる」かというとそう単純ではありませんが、それに近い事が起る可能性も否定できません。

また「ホームページの滞在時間が1.5倍になる」事のもう一つのメリットとしてSEO的に効果がある点です。

SEOというと「被リンク」や「ホームページの更新頻度」や「ホームページのページ数」だけかと思っている方もいるかもしれません。

ですが、グーグルは「ホームページの滞在時間」や「閲覧されているページ数」等も考慮して、それを総合して検索結果の評価に反映しています。

つまり「ホームページの滞在時間が1.5倍になる」になるとSEO的にも効果があるという事です。

また「ホームページの滞在時間」が多くなると「閲覧されているページ数」の増加も期待できますから、SEO対策をされている方にも「ABテスト」はオススメの方法です。

この記事を読んでいる方の中には「でもABテストってお金がかかるんじゃないの?」と考えている人もいるかもしれませんね。

ですがある程度ホームページやウェブの知識があれば「ABテスト」は個人でもできる時代になっています。

「ABテスト」ができるツールは色々ありますが、私がオススメしているのは「グーグルアナリティクス」です。

実はこの「グーグルアナリティクス」は「ABテスト」の為だけのツールではありません。「ホームページの訪問者の数」や「ページの閲覧数」「訪問者の閲覧行動」等も計測する事が可能です。

SEOに取り組んでいる方で「アクセス解析」等を導入していない方は、是非活用してみて下さい。