リピーターのお客様が2倍以上に増えました。
干物販売サイト「干物だらけ」運営
championship vainal
木村 武士さま
【Q】どんな悩みや、問題を解決したくてお仕事を依頼されましたか?
【A】
リピート購入のアプローチ。
自分で作るとどうしても安っぽいデザインになるため、
プロの方にお願いしたいと考えておりました。
【Q】何が決め手となって、お仕事依頼をされましたか?
【A】
お人柄です。
実際に何度かお会いしてお話しさせて頂く機会がございまして、
非常に真面目な方だなという印象があります。
谷光さんならいい仕事をしてくれて、安心してお任せ出来ると
確信してお願い致しました。
【Q】お仕事依頼をした後に、デザイン制作物の効果等は実感できましたか?
※「実感できた」という方へ、それはどんな点ですか?
【A】
実感できました。
実際にリピートでご購入頂けるお客様が倍以上に増えました。
【Q】お仕事依頼をして、どんな点が良かったですか?
【A】
全ての作業フローを無理のない作業ペースでスケージュールを組んで、
段取りして頂けたおかげで自分がするべきことを把握できスムーズに作業が進みました。
また、デザインのことや業界のことを全く知らない私に
お仕事を依頼する際に必要なことをお教え頂けたことです
【Q】当事業所の商品やサービスについて「ここを改善するともっと良くなる」という点はありますか?
※「ある」という方へ、それはどんな点ですか?
【A】
まだこれからいろいろな取り決め等作って行かれると思いますので、
ハッキリしたことは言えませんが、私は大変満足しております。
【Q】次回、当事業所へお仕事を依頼されるとしたら、どんなお仕事が考えられますか?
【A】
チラシのデザイン、またパンフレット制作も検討しております。
その他に、ご意見やご感想がありましたら、お聞かせ下さい。
今後も制作等お願いすることがあると思いますので、
どうぞ宜しくお願い致します。
デザイン制作事例
実際のクライアント様の作品事例をご紹介します。
◎クライアント:干物だらけ様
◎内容:干物セット告知チラシ
◎形態:A4チラシ(表面フルカラー/裏面フルカラー)
◎用途:干物の商品購入者への商品発送物への同梱チラシとして使用
【実例】デザイン制作の流れ
干物だらけ様(A4チラシ)の場合
【1】ミーティング
まずクライアント様の思いや最終目的を明確にします。そして、目的に応じて紙面に盛り込む内容を決定します。この工程でデザイン制作の設計図を作るので、最も重要な工程とも言えます。
干物だらけ様からは、干物を購入されたお客様に発送する商品に同梱するチラシ(干物セットの告知チラシ)の制作のご依頼でした。干物だらけ様の商品は比較的保存のきく商品でしたので、購入されたお客様が干物を食べ終わるまである程度の期間がかかる事が予想されました。
その為干物を全て食べ終わるまでチラシを捨てられないような工夫が必要でした。そこで、チラシの保存率を高め、かつ干物の調理にも役立つ「干物レシピ」をご提案させて頂きました。
【2】スケジュール作成
印刷デザインには次のような工程が必要です。「ミーティング」・「原稿作成」・「素材調達」・「制作」・「デザインチェック」・「修正」・「色校正」・「製版」・「印刷」・「発送」それぞれの工程で最低限かかる時間も決まっています。
また、一般消費者に伝わり易い表現や文章の作成にもそれなりに時間が掛かるものです。ですが、納期が決まっているお仕事ですから、制作時間を無駄にかければ良いというものでもありません。つまり質の高いデザインを実現する為にはスケジュール管理をきちんとする事が大変重要になってきます。
当事業所では、「デザイン制作はクライアント様と制作スタッフの合作である。」と考えております。良いデザインが出来るにはクライアント様と制作スタッフの協力が不可欠です。クライアント様と制作スタッフが協力してスムーズなスケジュール進行ができれば最良だと考えております。
【3】素材収集
デザインの設計図が決定したら、紙面に入れ込む素材を集めます。通常は目的に合った写真素材や原稿をクライアント様に用意して頂きます。
干物だらけ様に関しては、干物だらけ様(境港)ならではの特産の干物、「モサエビ」「バイ貝」と「干物セット」等の撮影をして頂きました。また、干物だらけさん(生産者)の思いやこだわりを文章にして頂きました。
【4】原稿作成・素材の加工
クライアント様に用意して頂いた原稿を元に、一般消費者に分かり易い内容、または狙いが明確になるように文章をリライトします。写真素材に関しては色修正や写真の切り抜き、トリミングなどの方法で、写真素材が一番魅力的に見えるように加工をします。
干物だらけ様にご用意して頂いた干物セットの写真は非常に綺麗なものでした。しかし、デジタルカメラで撮影した写真は印刷物にはあまり向いていません。というのも、デジタルカメラは基本的に風景写真を綺麗に撮れるように青い色が強く出る設定にしてあるからです。ですが、印刷物の場合青みが強いと、写真の色が沈んで暗い印象になる場合が多いので細かい色調整をしました。
※印刷物はその特性から、パソコンやテレビなどのモニターで見た場合よりも、どうしても発色が悪くなってしまいます。(これは色表現の方法が印刷物の場合「減法混色」、モニターの場合「加法混色」となっているからです。)食品の場合は発色が悪いと美味しそうに見えないので、印刷の場合は特殊な色調整が必要です。
【5】デザイン案制作
最初のミーティングから導き出したコンセプトに沿ったデザインを導きだします。メッセージを受け取る一般消費者(お客様)に分かりやすいか、魅力が最大限に伝わるかなどが重要になってきます。
干物だらけ様の場合、干物を贈る事の魅力をお客様に伝える必要があります。また大切な人への贈り物なので安っぽい印象になるのは避けるようにしました。結果、1案は「上質な干物セットを風呂敷に包んだ、贈り物のイメージ」、2案目は「贈り物を贈る素朴な気持ちを表現したもの(温かく素朴なイラスト案)」というデザインとなりました。
【6】デザイン提案書
全てのデザインには目的があるので、目的達成の為のデザイン施策が施されている事が重要です。デザインには色選択から書体選びまで全て意味があるので、それをクライアント様に分かるように文章を添えて提案書として提出します。
干物だらけ様は所在地が鳥取、当事業所は広島なので、デザイン提案書はメールを利用しPDFで提出させて頂きました。
【7】デザイン案確認
作成したデザインが目的に沿った物になっているか、クライアント様に確認して頂きます。そして、「不明点」や「分かりやすさ」についてのご意見を元に、デザイン修正を行います。また、当事業所では、修正内容が一般消費者の目線を意識したものかどうかもクライアント様と検討し、修正作業を行っていきます。
干物だらけ様の場合、英字タイトルの「カタログ風のデザイン」が分かりにくい。またターゲットのお客様が年配の方となるということで、英字タイトルから「干物を贈ろう」というストレートな日本語のタイトル文字に変更しました。
【8】デザイン案最終確認
修正箇所が狙いどおりに直っているか、クライアント様にチェックをして頂きます。また最終的に誤字や脱字などがないかを見直すことも重要です。更に、パソコンのモニターやプリントアウトした物で確認した色と、印刷物の色が全く違うという事があります。
そこで実際の印刷物に近い色校正(印刷で使用する紙に仮印刷したもの)で、色を確認して頂きます。クライアント様とデザイナーの双方のOKが出ましたら、実際の印刷工程に移り、印刷物の最終納品となります。