今回は私がFacebook広告の運用の際に失敗した例をご紹介します。
この事例はFacebook広告だけでなく、PPC広告等のウェブ広告にも当てはまる事です。
この記事をお読みの方で広告運用をされている方がいれば参考にして頂ければと思います。
早速本題ですが、私がある広告の運用をした際に広告主のサイトに集客する為に、ある2つの切り口で広告運用を始めました。
この2つの広告を「広告A」と「広告B」と表現しましょう。
この「広告A」と「広告B」広告を運用していると明らかにクリック率(クリック単価)が違いました。
ザックリ表現すると「広告A」と「広告B」のクリック率は1:2ぐらいで推移していました。
ある程度集客ができて2件ほど仮成約がとれたので、私は効率よく集客する為に次のような施策をとりました。
クリック率が低い方の広告配信を止め、クリック率の高い広告のみ配信。また、1日の広告予算を上げて600クリック分を広告主のサイトに送り込みました。
ですが、この600クリック分の見込み客から仮成約を取る事はできませんでした。
つまり、私は広告のクリック率だけに気をとられて、肝心なサービスの成約に結びつくような集客ができていなかったのです。
実はこれと同じような事例は、ちまたには溢れています。
例えば、品質にこだわった高価な化粧品の集客に「安さやお得感」を強調した広告で集客した結果、大量に見込み客を集める事に成功したというお話があります。
ですが結果的には、実際に商品を購入する客数が減ってしまったという事になったそうです。
これは、本来集めるべき客層ではなく、違う客層を集めてしまった為に起こった悲劇と言えるでしょう。
この化粧品の場合で言えば「化粧品の品質に興味を持つお客様」を集めるべきところをを「安ければ良い顧客」を集客してしまった為にこのような結果になったと思われます。
このような事例を参考にすると、やはり広告の作成と集客には「自社や自社商品の独自性」を生かす事が重要になるのではないでしょうか。
皆さんも「見込み客でない客」をお金を使って集める事がないように気をつけて下さい。